産業機器冷却システムFAQ
1.点検と保全
■日常点検
本製品の性能を維持するため、日常点検を実施してください(1か月に1回以上)。
■定期点検・保全(有償)
本製品を長期にわたり使用するために、点検と保全を販売店に依頼してください。
使用条件(運転時間が長い、運転/停止頻度が多い)や使用環境(高温・多湿など)がきびしくなると点検周期を短くする必要がありますので、販売店にご相談ください。
■簡易点検
冷媒フロン類を適切に管理するため、フロン排出抑制法により、本製品を所有するお客様は簡易点検を実施し記録・保管することが義務づけられています。
●フロン排出抑制法第一種特定製品
この製品は冷媒として、フロンが使われています。
- フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています。
- この製品を廃棄・整備する場合には、フロン類の回収が必要です。
- 冷媒の種類及び数量並びにGWP(地球温暖化係数)は下表に記載されています。
種類 | 冷媒記号 | 数量(kg) | GWP |
---|---|---|---|
HFC | R410A | 7.2 | 2090 |
- ※R410Aは3つの冷媒回路に封入されております(沸騰冷却回路1.3kg×2回路、AC回路4.6kg)

ご自身での点検が難しい場合や、点検で漏えいや異常があった場合は、専門業者による点検をお願いします。詳細は下記URLを参照してください。
- ※フロン排出抑制法ポータルサイト
【URL】https://www.env.go.jp/earth/furon/
フロン排出抑制法に定める簡易点検内容
点検頻度 | 点検方法 | 点検項目 |
---|---|---|
3ヶ月に1回以上 | お客様(=所有者)による目視での外観点検 | 機器からの異常音、機器の外観損傷・摩耗・腐食・さび・油漏れ、熱交換器への霜の付着 |