高速道路向け立入逆走検知システムとは
システム作動イメージ
高速道路出口部に設置したレーザーセンサーで、侵入する人や自転車、逆走車両を検知し、自動的に音声で警告( 図1) 。同時に、高速道路管制室に通知します( 図2) 。管制室では、立入、逆走発生場所の映像を確認( 図2) し、スピーカーを通じ係官が遠隔で警告( 図3) することが可能です。
高速道路向け立入逆走検知システム機器構成の一例
レーザーセンサーの特長
自動車部品で培ったデンソーのセンシング技術で開発した信頼性の高いレーザーセンサーです。
広範囲( 半径30m) を面でカバーし、侵入方向の識別も可能であるため、立入や逆走車両のみの検知が可能です。
設置 | 路肩外への設置が可能で、取付も容易 ・路肩外設置のため機器設置やメンテナンス時の車線規制が減少 ・危機落下時のリスクが軽減 |
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設計 | 検知エリアのカスタマイズが可能 |
保守/運用 | 自己診断機能により、異常通知が可能 |
耐環境性 | レーザーを使用するため、目で見えにくい環境(雨・霧・暗闇)でも性能確保 |
高速道路向け立入逆走検知システムの設置例
その他の応用例
レーザーセンサーは人と車を識別して検知できるため、高速道路入口に設置すれば、侵入する人に自動で音声警告すると同時に、高速道路管制室への通知が可能です