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エコキュート開発物語 用語解説 – DENSO 自然冷媒給湯機 エコキュート

エコキュート開発物語 用語解説

冷媒

庭に水を打つと蒸発(気化)する際に周囲の熱を奪います。冷房システムの原理も同様で、冷媒が水と同じ役目を果たします。暖房する時はコンプレッサで冷媒を圧縮して高温を得ます。

自然冷媒

化学的に生成されたフロン類とちがい、自然界に存在する物質。代表的なものに二酸化炭表、 炭化水表(ブタン、プロパン)、アンモニアなどがあります。

地球温暖化係数

温室効果ガスの単位重量あたりの温室効果を比較するための係数。係数は、温室効果を見積もる期間、ガスの大気中の寿命、ガスが吸収する赤外線の波長などによって決まります。

超臨界

液体を沸騰させると気体になりますが、そこに圧力と温度を加えていくと、気体でも液体でもない状態になリます。これが「超臨界」で、通常の気体や液体の状態よリ、冷媒の効率を最大限に引き出せるユニークな物質となるのです。

ヒートポンプ

物質が液体から気体に変化する(気化)とき周囲から熱を奪い、逆の場合(凝固)は周囲へ放熱します。ヒートポンプは、この原理を利用し、大気中の熱を圧縮機(コンプレッサ)で汲み上げて移動させることで、冷却や加熱を行うシステムです。

エジェクタサイクル

デンソーが2003年に開発した独創的な技術です。それまで弁を使って冷媒を膨張させていたものをエジェクタという小型噴射装覆に置き換えて精密に制御し、エネルギー効率を50%も向上させました。
現在、「エジェクス(EJECS)Ⅱ」として、冷凍車、エアコン、冷蔵庫など幅広い分野で応用されています。

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