省エネテクノロジー
日々の暮らしの変化に対応
エコキュートとは
“空気の熱”と“電気の力”でお湯を沸かす、環境や家計に配慮した
自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機「エコキュート」。
デンソー独自の技術を活かし、再生可能エネルギー※1である空気の熱と、割安な夜間の電力※2を
利用することで、快適な暮らしはそのままに、省エネライフを実現します。
※1.再生可能エネルギーとは、太陽の光や熱のように、自然界に存在し、資源を枯渇させずに繰り返し使えるエネルギー資源を指します。
※2.料金プランは電力会社によって異なります。
※3.2020年8月現在。DN371HHBXC機種において。年間給湯保温効率(JIS)はJIS C 9220に基づきふろ熱回収機能(ほっと回収)を用いて算出した値です。ほっと回収はリモコン操作が必要です(詳しくはこちら)。地域や運転モードの設定、ご使用条件などにより異なります。
エコキュートの仕組み
空気のエネルギーを使う、
高効率ヒートポンプ式です
エコキュートは、エアコンにも用いられるヒートポンプの技術を利用しています。
空気の持つ熱を、電気の力でポンプのように汲み上げ、水に伝える。
熱(ヒート)を汲み上げる(ポンプ)ように見えることから、ヒートポンプと言われています。
空気の持っているエネルギーを有効に利用して、
少しの電気でたくさんのお湯を作ることができるから、とても省エネです。
エコキュートのメリット
エコキュートは、エアコンにも用いられるヒートポンプの技術を利用しています。
空気の持つ熱を、電気の力でポンプのように汲み上げ、水に伝える。
熱(ヒート)を汲み上げる(ポンプ)ように見えることから、ヒートポンプと言われています。
空気の持っているエネルギーを有効に利用して、少しの電気でたくさんのお湯を作ることができるから、とても省エネです。
ピークシフトに貢献
エコキュートは、夜間の電力を使ってお湯を沸かすため、昼間の電気使用を抑制。ピークシフトに貢献します。
ガス給湯器と
比較してCO2排出量約48%カット
エコキュートは高効率ヒートポンプ式のため、CO2排出量を削減します。
ガス給湯器と比較してランニングコスト約2/3カット
エコキュートは高効率ヒートポンプ式に加え、割安な夜間電力を使用するため、ランニングコストを削減します。
デンソーヒートポンプの仕組み
❶空気熱交換器のしくみ
水が高いところから低いところに流れるように、温度差があるものが接触すると温度の高いところから低いところへ熱が移動します。例えば、椅子に座っていると座った椅子があたたかくなりますよね。これは人の熱が椅子の座面に移動しているからなんです。空気熱交換器では、この「熱の性質」を利用して、ファンで取り込んだ空気中の熱を、空気中の温度より低い温度のCO2冷媒に吸収させます。
❷圧縮機(コンプレッサ) のしくみ
気体は圧縮すると温度が上がります。例えば、自転車のタイヤに空気を入れていくとタイヤがあたたかくなりますが、これは、タイヤ内の空気が圧縮されて空気の温度が上がっているからです。エコキュートは、圧縮機(コンプレッサ)を動かし、CO2冷媒を急激に圧縮することで高温にさせます。
❸水熱交換器のしくみ
圧縮機(コンプレッサ)より送られてきた高温のCO2冷媒の熱を移動させ、水に伝えるのが水熱交換器の役目です。エコキュートは、最高約90℃のお湯を作ります。
❹膨張弁のしくみ
圧縮と反対に、急激に気体を膨張させると、温度が下がります。例えばスプレーを連続して噴出すると、スプレー缶が冷たくなります。これは膨張して缶内の圧力が低くなり、中の気体の温度が下がるからです。膨張弁は、CO2冷媒を膨張させて低温にすることで、空気熱交換器での熱の吸収をしやすくします。
デンソーの省エネテクノロジー
必要な量だけ沸かし、湯切れも防ぎ生活スタイルに柔軟に応える「学習機能付き沸き上げ」をはじめ、残り湯の熱を捨てずに翌日に再利用する「ほっと回収」、水位が上がると自動で保温を開始する「省エネ保温」など、デンソーのエコキュートは快適な暮らしをそのままに、省エネライフを実現します。
中温水使い切り給湯
※中温水とは約30~50°Cのお湯の事を言います。