レース、チューンナップ⽤をお求めの⽅へ
苛酷な条件下を耐え抜く特別設計を随所に採用。
着火性能の大幅な向上や優れた燃焼サイクル、出力パワーの増大により気持ちよく加速していくような未体験の走りが堪能できます。
特長
0.4㎜径超極細イリジウム合⾦中⼼電極
デンソー独⾃開発のイリジウム合⾦により、中⼼電極先端を極細化。
⾶⽕電圧を低減、着⽕性能が⼤幅に向上。
0.8㎜⾓オールプラチナ接地電極
融点の⾼いプラチナを採⽤し、レースの激しい⾛⾏条件でも設置電極が解けるトラブルや消耗を減少。
0.8mm⾓プラチナ合⾦を曲げ加⼯せず溶接しギャップ形成、残留応⼒なく耐久性が向上。<IAE01は□1.0mm>
レース⽤強化碍⼦
強化碍⼦を使⽤、従来より20%強度向上。
シリコンオイル塗布
碍⼦にシリコン塗布し、かぶり・カーボン付着による始動不能を防⽌。
⽕花清掃ポケット
中⼼電極と碍⼦のクリアランス先端部全周に⼩さな隙間をあけました。
基本仕様
高信頼レジスター内臓
全タイプレジスター仕様。しかも、信頼性の高いモノリシック型抵抗体を内蔵。電子機器へのノイズを低減します。〈IW06はレジスターなし〉
高耐腐食性光沢ニッケルメッキ
ハウジングに、光沢ニッケルメッキを採用し、高耐腐食性を実現しています。また、ネジの焼きつきが少なく、シリンダのプラグメネジへの損傷を低減します。
0.4mm径超極細イリジウム中心電極
中心電極の先端に、直径0.4mmの新イリジウム合金チップをレーザ溶接することにより、中心電極先端を超極細化。
これにより飛火電圧が低くなり安定した飛び火を確保、また消炎作用が小さくなり着火性能も向上しました。
イリジウム材は、白金と同様の貴金属で、耐高温、高強度、高硬度、低抵抗などプラグ電極として非常に優れた特性を持ちます。デンソーはさらに高温での耐酸化性を向上させるため、ロジウムを添加した独自の新イリジウム合金を開発しました。
0.8mm角オールプラチナ接地電極
従来のスパークプラグの接地電極に採用されているニッケル合金に比べ、プラチナは融点が高い為、レースの激しい走行条件でも接地電極が溶けるトラブルや消耗が少なくなります。又、0.8mm角のプラチナ合金を溶接し曲げ加工せずにギャップを形成しますので残留応力がなく耐久性が向上します。〈IAE01は□1.0mm〉
レース用 碍子
幾多のレース走行を繰り返して開発した、新強化碍子を使用し、従来より約20%強度が向上しました。
火花清掃ポケット
中心電極と碍子のクリアランス先端部全周に小さな隙間を開けました。くすぶったりかぶった時にこの部分で放電することにより、カーボンを焼き切り絶縁を回復させます。
シリコンオイル塗布
レース車にとってスタート前のかぶり・カーボン付着による始動不能は致命的。それを防止する為に、碍子にシリコン塗布を実施。シリコンの撥水性により、碍子表面の水分とカーボンを遊離させプラグの絶縁性を低下させません。
全周レーザー溶接
イリジウムチップの接合には信頼性が高く、様々な運転条件にも負けない「全周レーザー溶接」を採用しています。
注意:レーシングプラグの選択に関して
- 一般的には電極が燃焼室に突き出たタイプのプラグの方が、着火性が優れており性能が向上します。
しかし高温の燃焼ガスにさらされやすくなり、また接地電極も長くなるため、耐熱性、耐久性が低くなります。
チューニングのレベルが高い程、電極部が引っ込んだタイプを使用する必要性が高くなります。
- 熱価もチューニングレベルが上がれば、高い熱価を使用する必要性が高くなります。
加速アップ
イリジウムレーシングは0.4mm径の極細中心電極により、優れた着火性能と飛火電圧を実現。
それによりミスファイアを抑え、苛酷な条件下でも安定したハイレスポンスと加速性の向上を実現します。
※⾃社調べ、ここでの「レースプラグ」はすべて当社試作品です
時速100km到達時間を短縮!
出力アップ
着⽕ミスや失⽕を⼤幅に減少することでハイパワーを実現。
エンジンの出⼒を⾼めます。
※⾃社調べ、ここでの「レースプラグ」はすべて当社試作品です